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【仕事とは何か?人は何のために仕事をするのか?】仕事の価値を知り、毎日を楽しく生きる方法。

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仕事とは何か?人は何のために働くのか?

多くの人は、生まれてから6年経つと小学校に入学してから、そこで6年間を過ごし卒業する。その後、中学校に入学しそこで3年間を過ごす。

日本では、ここまでが義務教育であり、「保護者は、子女を満6才から満12才まで小学校に、その修了後満15才まで中学校に就学させる義務を負う。」(学校教育法第22条、第39条)ことになっている。

高校と大学は義務教育ではないので、中学校を卒業して16歳から仕事をする人もいれば、高校を卒業して19歳から仕事をする人もいるし、大学を卒業し23歳から仕事をする人もいる。人それぞれだ。

ここで言う「仕事」とは何なのか、なぜ仕事をするのかを考えてみたい。

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仕事とは

辞書的な意味は、

何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。 生計を立てる手段として従事する事柄。職業。

労働とは

辞書的な意味は、

からだを使って働くこと。特に、収入を得る目的で、からだや知能を使って働くこと。

経済学で、生産に向けられる人間の努力ないし活動。

職人

自分の技能によって物を作ったり、加工したりすることを職業とする人。大工・左官・表具師など。

特定の分野の技術者。技師・整備士など。

(比喩的に)確かな技術や優れた技能をもった人。その道の専門家。

労働者

自己の労働力を提供し、その対価としての賃金や給料によって生活する者。

主に肉体労働によって賃金を得て生活をする者。肉体労働者。

類似語として

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3人のレンガ職人

ところで、イソップ寓話?(諸説あり)の「3人のレンガ職人」を聞いたことがあるだろうか?

よく、社員教育などで使われる物語だ。どのように感じるだろうか?
内容は以下のとおり。

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。
旅人はその男のそばに立ち止まって、「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねた。
「何なにって、見ればわかるだろう。レンガ積みだよ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、一日中レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。
「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・」
旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。
「ここでいったい何をしているのですか?」
「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」
「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけた。
「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。
ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べていくことに困らない。
大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」
旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

さらに歩くと、また別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。
「ここでいったい何をしているのですか?」
旅人は興味深く尋ねた。
「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」
「大変ですね」旅人はいたわりの言葉をかけた。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

引用元:イソップ寓話「3人のレンガ職人」に学ぶ、モチベーション高く働く従業員を育てるヒント

この物語の教訓

それぞれ職人のレンガを積む意識を比べてみると、

1人目は、レンガ積みがつらくて、不平不満だらけで仕事をしているな。
この人には、目的も目標も全くなく、「やらされている」という不平不満の気持ちを強く感じる。

2人目は、レンガ積みで家族を養っていけると喜んで仕事をしている。
しかし、目的は「家族を養う」というものであり、仕事に対してではないようだ。

あくまで、レンガ積みという仕事は個人の生活のためであり、レンガ職人であることにはこだわってはおらず、賃金が良ければ別の仕事でも良く、「生活がなり立てば仕事は何でもいい」というようにも感じるが、家族のためという思いがあり、決して悪い事ではない。

3人目は、歴史に残る大聖堂をつくることに関わり、「世の中に役立つことが目的」となっている。

個人的な目的ではなく、人のため、未来のためになる仕事として「誇り」をもってレンガ積みをしている。そこには、仕事をする上で働く喜びや、生きる喜びを感じ取ることが出来る。

当然、仕事だから上司に言われた目標やノルマは、3人共にあるかもしれない。

人は、人生のおよそ半分は仕事をしている。言われたからタダやるだけ、イヤイヤやるのと、自分の見いだした目的や夢に意識を向け、楽しみながら、人のため人が喜んでくれるように生きるのでは、将来において大きな差がつくだろう。

さて、3人の10年後、どうなったか。物語のなかの話だが、

1人目は、10年前と同じように文句をいいながらレンガを積んでいました。
2人目は、レンガ積よりお金の良い仕事に就きましたが、危険を伴う教会の屋根の上で仕事をしていました。
3人目は、建築現場の施工管理者として施工を任されるようになり、のちに出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられたということです。

それぞれ、やっていることは同じこと「レンガを積む」という仕事だ。

しかし、どんな気持ちで働いているか、仕事に対しての気持ちの持ちかたが違っていた。

吾輩も含め、多くの人が、1人目か2人目に当てはまるのではないだろうか。

3人目は、自分が「楽しんで働いている」だけではなく、「誰かのために、誰かの幸せのために働いている」。

この様に、働く時間は、どのような「気持ち、心もち」で行っていても流れていく。同じ仕事をするときも、考え方一つで、「幸福度は大きく変わる」と言うことだ。

そして、どのような「気持ち、心もち」で仕事をするのかは、「自分で選ぶことが出来る。」上司が選ぶのではない。

あなたです。

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仕事の価値

皆さんは、「自分の仕事の価値」について考えたことがあるだろうか?

自分の仕事が、世の中の人々にとってどれだけ役に立っているのか、わかっている人は意外と少ないのではないか?

この世の中には、意味のない、価値のない仕事など無いと思う。

なぜなら、世の中の人が望んでいるから、今のような仕事があるからだ。

だれも望んでいなかったら、その仕事は存在しないのだ。

例えば、ポケットベル(ポケベル)だ。

ポケベルは、けい帯電話が普及する前に1980年代後半から1990年代前半にかけて普及した、手のひらサイズの受信機であり連絡ツールだ。当時は家や職場にある固定電話からでなければ電話ができなかった時代だし、これによって、外出している人とも連絡が取れるようになった。画期的だった。皆が欲しかった。

しかし、2024年の今現在、ポケベルを持っている人はいるだろうか。

もういない。2019年9月にサービスを終了した。

この様に、1990年代に世の中の人に喜んで使っていた商品が使われなくなった。

これはどういうことかといへば、このサービスつまり、ポケベルを作る仕事や、販売する仕事などが無くなったということ。もう誰も必要としない、価値が無くなったという事。

この様に、「必要のない仕事は世の中からなくなり、必要な仕事だけが存在する」ということだ。

だから、この世の中の「今ある仕事」、すべて価値がある。

あまり、自分の仕事の価値について実感がないかもしれないが、そういうことだ。

だから、仕事とは、人が喜んでくれることであり、人が必要としていることなのだ。

あなたの「今の仕事」は、価値がある。

頑張ろう。

やれば伸びる。

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