今年(2024年)のゴールデンウィークは、4月30日と5月1日、5月2日を有給休暇にすると、4月27日(土)からスタートし、4月29日(月)「昭和の日」、5月3日(金)「憲法記念日」、5月4日(土)「みどりの日」、5月5日(日)「こどもの日」、5月6日(月)「振替休日」まで、最大10連休が可能だ。
皆さんは、この大型連休をどの様に過ごす予定だろうか?
海外旅行?国内旅行?
海外旅行は円安の影響で、なかなか出かけることが出来ないかもしれない。
国内旅行は、コロナの影響が無くなってきたので、どこに行くのも大混雑は必至だ。
そんな中、今年のゴールデンウイークも「肉フェス」が東京お台場で開催されるので、関東方面の方は、近場でご馳走を楽しむのも良いのではないか。
ここでは、2024年「肉フェス」WorldセレクションTOKYOについて見ていこう。
2024年の「肉フェスのテーマ」
今年の肉フェスのテーマは「和牛」と「世界の肉料理」との事で、日本各地の「絶品黒毛和牛」と、「世界の肉料理」が集結するとの事。
今年は、「日本屈指の黒毛和牛」や「人気有名店による世界の肉料理」「日本代表の肉寿司」「各店舗による裏メニュー」など、選りすぐりの「肉フェス特別メニュー」があるらしいので、期待したい。
肉料理 22店舗のメニューの紹介
①89BAL(東京都渋谷区)【肉師®が甘やかしすぎた黒毛和牛】(1400円)
肉師®(熊本県菊池市にて肥育農家「山瀬牧場」を営む山瀬健策氏)が厳選した黒毛和牛は、脂身の量、サシの入り具合、肉の甘み、いずれも絶品。
②職人のから揚げ(大分県中津市)【中津唐揚げ】(700円)
美味さの秘訣は、にんにく醤油ベースの熟成ダレと、数種類の野菜やフルーツを使用したオリジナルペーストを配合したしっかりとした味付けで、冷めても美味しく誰でも食べられる一品。
③韓無量(東京都千代田区)【厚切りサムギョップサル鉄板焼き】(1400円)
韓国焼肉の定番の「サムギョップサル」で、良質の豚バラ肉を厚く切り、アツアツの鉄板でカリッと焼き上げ、食べやすい大きさにカット。味付けはシンプルに塩こしょうのみ。
④むたさんのホルモン焼きそば(福岡県糟屋郡)【博多ホルモン焼きそば】(700円)
精肉店厳選のぷりぷりのホルモン、九州産の醤油・味噌・特選甘辛ダレ、小麦香るコシの強いオリジナル太麺を使い、秘伝のブレンドソースとのWソースで仕上げた一品。
⑤一縁(茨城県つくば市)【紫峰牛の極上牛刺し串】(1400円)
厳選された黒毛和牛を、熟練の技術と時間をかけた低温調理によって、和牛の一番美味しい状態でご提供される肉は、生肉であるかのような柔らかさを保ちながら、口に入れた瞬間にはとろけるような食感の一品。
⑥焼肉のひみつ基地(福岡県北九州市)【宮崎牛とろける大トロステーキ丼】(1400円)
「宮崎牛」は、内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞したその最上級品で、大トロステーキ丼は、その見事な霜降りと、とろける脂を合わせ持つ厳選された部位のみを使用した一品。
⑦NIKKUN.COW(神奈川県海老名市)【炙りネギ盛牛タン】(1400円)
自家製ネギだれの薄切り牛タンは、国内最大級の海老名&足柄サービスエリアで販売されていて、贅沢な味わいと絶妙な調和が魅力の一品。
⑧焼肉の達人(東京都台東区)【パルミジャーノ香る 牛ハラミステーキ】(1400円)
筋や余分な脂を丁寧に除去した牛ハラミを塊のままじっくり焼き上げ、ジューシーな赤身肉にバルサミコソースの酸味とパルミジャーノのコクある香りが合間ってお肉本来の旨味を一層引き立てる一品。
⑨玉川精肉店(東京都世田谷区)【塩とわさびで食べる 牛レアカツ】(1400円)
赤身の牛レアカツは、赤身の旨味と柔らかさ、脂の芳醇さを兼ね備えた黒毛和牛と乳牛のハーフの国産交雑種肉を使い、低めの温度でじっくり揚げ、余熱で均一に加熱した。辛みを抑えたブレンドわさびを付けて食べるのがおすすめの一品。
⑩牛肉割烹 銀座汐華(東京都中央区)【幻の鳥取和牛 リブロースステーキ】(1400円)
希少で厳選された鳥取和牛のリブロースステーキは、コクのある赤身とあっさりとした甘味のある脂が特徴。上質な肉の旨みを、塩コショウのはか、わさびをつけて食べるのもおすすめの一品。
⑪土鍋ごはん 米三(東京都港区)【星空舞 極み肉寿司】(1400円)
限界の低温調理で仕上げた、希少部位ミスジを寿司ネタとし、鳥取県のブランド米「星空舞」を炊き上げたシャリの上にのせ、肉と米に合う本手作りの究極の濃厚タレと、ピリッとラフォーレ(西洋わさび)を添えた一品。
⑫天下一の焼肉 将泰庵(千葉県船橋市)【将泰庵の飲めるハンバーグ・チーズデミグラス】(1400円)
黒毛和牛を使用した究極のハンバーグは、とろーりチーズと自家製デミグラスソースの相性が抜群で、溢れ出る肉汁と今まで食べた事の無い新食感が味わえる一品。
⑬焼肉ふうふう亭(大阪府大阪市)【北海道サロマ和牛ロースステーキ】(1400円)
北海道産の希少和牛「サロマ和牛」は、霜降られたサラッとした甘い脂が特徴で、独自の発酵飼料により、臭みのない肉に仕上げた一品。
⑭有楽町かきだ(東京都渋谷区)【黒毛和牛すき焼き エスプーマソース トマト添え】(1400円)
和牛のすき焼き肉を焼いて、お店特製のすき焼きエスプーマソース、トマトを添えたもので、醤油ベースのエスプーマソースは甘みを、トマトと合わせると酸味を感じられる一品。好みに合わせた、味変がおすすめ。
⑮ALEGRIA(東京都渋谷区)【イチボのシュラスコステーキ】(1400円)
シュラスコ(ブラジル発祥のBBQで、炭火で焼いた肉の塊をテーブルに運んでくれ、好みの部位をその場でそぎ切りにしてもらう肉料理)の代名詞といえる希少部位「イチボ」を、シンプルに岩塩で味付けしたものを炭火で焼き上げ、塊肉を1人前140gにカットし、醤油ベースの特製ソースをかけていただく一品。
⑯肉処 天穂(東京都港区)【熟成佐賀牛の赤身ステーキ わさび添え】(1400円)
黒毛和牛最大の産地である九州各地の「佐賀牛」を厳選し、約45日間熟成させた厚切りステーキは、肉本来の旨みと肉汁が口の中に広がり、質と味ともに最高の一品。
⑰魯園菜館(東京都狛江市)【爆弾餃子】(700円)
爆弾餃子は、鹿児島黒豚肉を使用した独自開発の製法によって、肉汁たっぷりのジューシーな味わいと旨味を、もちもちの皮で閉じ込め、豚肉とネギの絶妙なコンビネーションの美味しい餃子に仕上げた一品。
⑱麻布十番ブルズ(東京都港区)【BULLS×岩崎健志郎 コク旨極み和牛麻婆豆腐】(1400円)
コク旨極み和牛麻婆豆腐は、黒毛和牛麻婆豆腐を特別に再アレンジし、赤身和牛を熟成豆板醤や四川花山椒などの調味料を組み合わせることで、深い味わいと辛味、和牛の甘みを融合させた逸品。
⑲那須塩原 呑むくうつどう かたるば(栃木県那須塩原市)【牛ハラミ焼き トリュフソース】(1400円)
厳選された牛ハラミは、丁寧にカットし、特製のトリュフステーキソースで味付けされており、トリュフの香りとハラミの旨みが絶妙に調和している一品。
⑳たんや十兵衛(宮城県仙台市)【熟成牛たん焼き】(1400円)
仙台の牛タンは、厳選された原料を分厚くスライスし、牛タンを一枚一枚じっくり熟成させるという丁寧な仕込みにより、厚くジューシーで独特の旨味や食感が絶妙の一品。
㉑ESO(東京都渋谷区)【やみつきBBQステーキ】(1400円)
BBQステーキは、厳選した最高ランクのアメリカンビーフを、本格バーベキューソースで調理し、一度食べたらクセになる深いコクと香りが、特別な一品。
㉒ナザルケバブ(埼玉県蓮田市)【チキンケバブ】(700円)
チキンケバブは、本場のトルコ人のシェフが、日本人向けに食べやすくアレンジしたジューシーでスパイシーな味付けで、ケバブ特性ソース は、甘口・中辛・辛口・てりやき、の4種類から選べ、片手で食べやすいので食べ歩きに最適な一品。
参考 牛肉部位の名称
開催日
「肉フェス」は、今年11周年を迎える、肉料理とエンタメを融合させた、国内最大級のフードエンターテインメントとなった。
今年は以下の様な日程となっている。
期間
2024年4月26日(金)〜5月6日(月)<11日間>
時間
- 2024/4/26(金) 12:00〜21:00(初日は12時から)
- 2024/4/27(土) 10:00〜21:00
- 2024/4/28(日) 10:00〜21:00
- 2024/4/29(月) 10:00〜21:00(昭和の日)
- 2024/4/30(火) 11:00〜21:00(平日は11時から)
- 2024/5/ 1(水) 11:00〜21:00( 〃 )
- 2024/5/ 2(木) 11:00〜21:00( 〃 )
- 2024/5/ 3(金) 10:00〜21:00(憲法記念日)
- 2024/5/ 4(土) 10:00〜21:00(みどりの日)
- 2024/5/ 5(日) 10:00〜21:00(こどもの日)
- 2024/5/ 6(月) 10:00〜21:00(振替休日)
会場
お台場特設会場 お台場青海地区P区画(江東区青海1-1-16)
アクセス 【電車の場合 最寄り駅】
①ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル」より徒歩2分
②ゆりかもめ「台場駅」より徒歩5分
③りんかい線「東京テレポート駅」より徒歩7分
料金
入場無料(飲食代別途) ※食券(700円/枚)、電子マネー利用可
アクセス 【車の場合 有料駐車場】
・東京都 都心方面から 首都高速11号台場線 台場ランプで降りて約5分
・神奈川県 横浜市方面から 首都高速湾岸線 臨海副都心で降りて約3分
・千葉県 千葉市方面から 首都高速湾岸線 有明ランプで降りて約5分
車で行く場合は、青海臨時駐車場など近隣の有料駐車場に駐車可能との事。
以下に、会場まで「徒歩10分以内」の駐車場を何か所か記載しておくので、参考になれば幸いだ。
会場では、アルコールの販売もされているので、飲む場合は電車で行くべし。
※駐車料金は、参考になります。
青海臨時駐車場
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目1
営業時間:7時~22時
料金:1600円/1日
アクセス:会場まで徒歩 5分
青海北臨時駐車場
住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目2−11
営業時間:24時間営業
料金:2時間まで700円 以後30分150円 上限なし
アクセス:会場まで徒歩 9分
潮風公園 第二駐車場(南)
住所:〒135-0092 東京都品川区東八潮2
営業時間:24時間営業
料金:通車1時間400円 以後30分毎に200円 入庫後12時間最大料金1,600円
アクセス:会場まで徒歩 9分
会場の席の確保
この様なイベントの場合は、食事をする場所を確保するのが大変だ。
人気の有名どころは、商品を購入するまで行列に1時間以上は並ばなければならないだろう。
そのような場合、仲間が何人かいれは、誰か1人に席を確保しておいてもらえば良いが、カップルや少人数で出かける場合は、そうもいかない。
なにせ、1人で並んでいたら、1品ゲットするのに1時間、お目当ての商品をゲットするのに半日以上かかってしまう。
VIPエリア
ゆっくり落ち着いてお肉を味わいたい人は、「VIPエリア」がおすすめだ。
席は予約が必要なので、希望する場合は、下記の予約専用URLから申し込んで見てほしい。
※予約専用URL:https://t.livepocket.jp/t/jcioz
入場枠
1部11:00~13:00 / 2部13:30~15:30 / 3部16:00~18:00 / 4部18:30~20:30
料金
席は予約が必要で、料金は以下の通り。
VIPシート(最大4名) :税込12,000円(前売り券は肉フェスグッズ付き)
ワンちゃん同伴VIPシート(最大4名):税込12,000円(前売り券は肉フェスグッズ付き)
ハイクラスVIPシート(最大10様):税込80,000円(シャンパン1本付き、前売り券は肉フェスグッズ付き)
この記料金は、席料のみなので、食べ物や飲み物を注文する際には、別途料金がかかる。
しかし「VIPエリア」は、専用のテント内でのテーブルオーダーが可能で、VIPエリア限定の特別メニューもあるので、高いか安いかは、人それぞれだ。
肉料理の特別メニュー
「ふわとろ和牛こぼれ寿司」
「最高級A5ランク 黒毛和牛ランプのローストビーフ」など全4種類、
ドリンクメニュー
・シャンパンやワイン
・山崎12年、白州、響など。
「VIPエリア」は、専用のテント内なので、天候や混雑状況を気にすることがないので、毎年席の確保が難しくなっている。
事前予約での先着順となるので、早めの予約が必要だ。
※予約専用URL:https://t.livepocket.jp/t/jcioz
ピクニックエリア
「ピクニックエリア」は、当日の先着順で、芝生の上で肉フェスを楽しめる「屋根なしエリア」と「屋根付きのテントエリア」の2種類があり、それぞれ料金が異なる。
料金
屋根なしエリア:2,000円(2時間制)
屋根有りエリア:4,000円(2時間制)
定員
1サイト4名様までで、料金を払えば付帯グッズ(オリジナルレジャーシートプレゼント(1500円相当)とミニテーブル(600円相当))がもらえる。
ファミリーエリア
「ファミリーエリア」は、「平日限定」で事前予約を受け付けている。
※予約方法: info@nikufes.jp
家族や仲間とともにグループで楽しむには「ファミリーエリア」が、平日限定だが新たに設けられる。
平日のグループでの「肉フェス」は、「席探しのストレスいらず」で楽しむことが出来るのはうれしい。
注意事項
前日の12時までに、予約用メールアドレスに連絡する必要があるので、忘れずに。
※予約方法: info@nikufes.jpへ件名「ファミリーエリア予約」として「名前、電話番号、希望日、入場時間、人数」を連絡。
※10名様以上での予約を受け付け。
※10枚綴り食券が必要で、必ず食券販売所で【ファミリーエリア入場券付きチケット】を買わなければならない。
一般席
土日や祝祭日は、大変な混雑が予想されるし、出店数も今年は、会場全体で肉料理22店舗、ドリンク3店舗、スイーツ5店舗に加え、ライススタンドが出店予定となっているので、一般席の混雑が心配だ。
肉フェスの主催者側の取り組みとして、「3000人規模の客席の設置」という項目をあげているので、「VIPエリア」「ピクニックエリア」以外の「一般客席」の充実も期待したい。
時間帯としては、12時から14時は混雑が予想されるので、15時以降が良いかもしれない。
ただし、あまり遅くなると、人気のメニューは売り切れてしまうかもしれないので、注意が必要だ。
まとめ
今年(2024年)は、円安ドル高の影響もあり、海外からの観光客が多く来場することが予想される。
海外の物価は非常に高いので、日本の和牛が1400円程度で食べることが出来るというのは、海外の旅行者にとっては、安く感じる事だろう。
ちなみに、世界のビッグマック価格を比較すると、2023年12月のデータでは、日本は450円/個に対し、スイス:1098円、アメリカ:793円、メキシコ:757円、韓国:580円、中国:497円 等となっている。
日本人にとっては、待ち時間や量や値段については、少々不満に感じてしまうかもしれない。
しかし、屋外での開催という事で、仮設キッチンでの調理やプラスチックのトレイでの提供、多くのお客さんに商品を提供することを考えると、お店側から見れば、難しいかもしれない。
この様なことを考慮できれば、十分に楽しむ事が出来るのでないか。
「景気は気から」というので、これからの景気に期待しよう。